Posted on 18th August 2010No Responses
辞世の


辞世(じせい)とは、人が死に際して詠む漢詩、偈、和歌、発句またはそれに類する短型詩の類のことで、東アジア固有の風俗である。
風俗としての起源ははっきりしないが、特に中世以降の日本において大いに流行し、文人の末期や切腹の際には欠かせない習いの一つとなった。この場合、最もよく用いられた詩形は和歌である。これは禅僧が死に際して偈を絶筆として残す風俗に、詩形としての和歌の格の高さ、王朝時代以来の歌徳説話のなかにまま辞世に関するものが見えたこと、などが影響していると思われる。
ーwikiより転載
 というような意味合いの、goodgye noteの編集をはじめることにする。 「辞世」などと、死に際に瀕しているわけでもないくせに、大げさな感もあるが、態度を向ける方向だけが必要となった。
 同時に、警察官とか会社員とかの、即効性のある社会性を都度孕み持つ仕事と縁がない生を長々と送った者として、今更、世のため人のためにわかりやすい処方に投じるスキルもない。単なる気配や予感で手探りする体質は変わりようがないのだろう。とまあ、この編集も残ってみれば、時代の風に大いにあおられた、依存の恣意となるだけかもしれないが、日々理解と慣れが染み渡るようなシステムのサイクルのようなものが、ようやくさまざまな生の起伏をトータルに巡っても、精神が身体を割るようなことがないぞと、腑に落ちたからだが、別に喜ばしいということでもない。何か平常のごく当たり前の決めごととして、成る可くして辿っている。

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